阪神は22日からバンテリンドームで中日3連戦 鬼門とも呼ばれる同球場の成績とは

 現在、阪神は貯金「19」で、同率2位の巨人、ヤクルトに6ゲーム差を付けて首位に立っている。甲子園での巨人3連戦では負け越し。22日からは4位・中日との3連戦を迎えるが、今回はバンテリンドームでの対戦となる。

 阪神にとっては「ナゴヤドーム」時代から、「鬼門」とも呼ばれる球場。実際に過去の対戦成績を見ると、相性が良くないことが分かる。97年の開場から昨年までの24シーズンで、阪神が同球場で勝ち越したのは前回優勝時の05年が初めてで計5回だけ。それ以外では6勝6敗だった15年を除いて18回負け越している。

 細かな勝敗数を阪神から見ると、通算291試合で102勝183敗6分けで、勝率・358となっている。最後に勝ち越したのは17年で、18年から3年連続で負け越しており、昨年は3勝9敗で勝率・250という成績だった。

 今季は4月27日からの3連戦で戦っており、1、2戦目は敗れた中、3戦目は大山が5号3ランを放ち、チェンが古巣相手に阪神移籍後初勝利を挙げて連敗を止めていた。

 試合後、矢野監督は「(3連敗しなかったのは)めちゃくちゃでかいよな。3連敗すると、戻すのに連勝しかなくなってくる」と勝利を喜んでいる。その時以来の同球場での対戦となるが、阪神にとっては優勝を目指す上で「鬼門突破」といきたいところだ。

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