佐藤輝が口火 阪神、二回に二塁打4本で3点先制

 2回、右線へ二塁打を放つ佐藤輝(撮影・田中太一)
 2回、右線へ二塁打を放つ佐藤輝(撮影・田中太一)
 2回、左翼線を破るタイムリー二塁打を放つ梅野(撮影・飯室逸平)
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 「阪神-巨人」(18日、甲子園球場)

 阪神が二回、4本の二塁打で3点を先制した。

 口火を切ったのは「5番・右翼」で出場しているドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大。二回、先頭で打席に立つと、初対決のメルセデスに対し、1ボールからの128キロのスライダーを強振。右翼線を鋭く破るチーム初安打となる二塁打でチャンスメークした。

 続くジェリー・サンズ外野手(33)はフルカウントからの甘く入った変化球を左中間を深々と破る適時二塁打。佐藤輝は一度は二塁ベースに戻りながらも、打球の行方を確認して生還した。

 勢いは止まらない。1死二塁からこの日、東京五輪選出が決まった梅野が左翼線へ適時二塁打。さらに近本も適時二塁打で続き、3点を挙げた。

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