阪神が10得点で連勝 巨人と今季最大5差 佐藤輝は交流戦11打点で球団新人最多更新

 5回、佐藤輝の打球は足元で大きくバウンドし2点適時二塁打となる(撮影・田中太一)
 7回、適時打を放ったサンズ(手前)を笑顔で迎える阪神ベンチ(撮影・田中太一)
 5回、右線へ2点適時二塁打を放つ佐藤輝。投手は谷川(撮影・田中太一)
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 「日本ハム3-10阪神」(9日、札幌ドーム)

 セ・リーグ首位の阪神が12安打10得点の猛攻で5月13日・中日戦、同14日・巨人戦以来の連勝。2位・巨人とのゲーム差を今季最大「5」に拡大させた。

 1-1の四回。先頭のドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)が右翼線を破る三塁打で好機を演出し、一気に流れを引き寄せた。続くマルテが詰まりながらも中前に落とす勝ち越しの適時打。さらに、サンズが左翼へ2点適時二塁打を放った。

 五回も4本の長短打と相手の守備のミスにもつけ込み、一挙4得点。佐藤輝とサンズの連続長短打で日本ハムの戦意を喪失させた。

 佐藤輝は交流戦での打点を「11」とし、球団の新人選手では2017年の糸原(9打点)を抜いて最多記録を更新。先発の秋山は5回2/3を7安打3失点で今季6勝目を挙げた。

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