阪神・平田2軍監督 降格も攻守で存在感の木浪へ「ビッグチャンスだぞと話した」
「ウエスタン、阪神2-0広島」(14日、甲子園球場)
阪神2軍は投手戦を制し、広島2軍に勝利した。ドラフト5位・村上頌樹投手がプロ入り後初となる甲子園での登板で、先発初白星。打線では2軍合流となった木浪が2打点を挙げる活躍を見せた。平田2軍監督の一問一投は以下の通り。
-村上投手が6回無失点で勝ち投手になった。
「前ね、ドラゴンズでは1点、1点、1点か、ホームラン2発打たれたんだけど。今日はそういうところで、うまくケンヤ(長坂)がリードしてたし。なんちゅうかな、かわすところはかわして、最後の林や、6番の木下もね、詰まらせて持ち味出してくれたよな」
-甲子園のマウンドも久しぶりだったと思うが。
「感触を確かめながら、やはり彼はコントロールがね、球種も多彩だし、コントロールもいいので、こういうゲームは作れるよね。ピンチの時にいかに頑張るか、そういうところだと思う」
-6回まで投げたのも収穫か。
「100球までだったので、97球は予定通りだね。ペース配分というより、一人一人、初回からイニングしっかり。ペース配分ということは考えてない。ただ、ある程度一回り、二回り上の配球とかで色々、変えようはある。クレバーなピッチャーだからね。だてにセンバツ優勝したり、東洋大で投げてないよ」
-90キロ台のカーブは魅力的。
「知ってるわね、ピッチングを。ピッチングを知ってるよ。そういうところをすべて兼ね備えてるわね。クイックも、けん制もできるしさ。そんなところで何の心配もいらないよね」
-木浪も攻守で存在感を見せた。
「これをね、チャンスと。中野が頑張ってるけど、もう一回り、二回り大きくなるチャンスと捉えて。この3日間も舞洲にも来てたし。決して悪い状態じゃないんでね。もう一回り、二回り、帰った時に絶対レギュラーを明け渡さないというぐらい力をつけて。チャンスだぞ、ビッグチャンスだぞと木浪には話した」
-斎藤が1イニング投げた。
「いやいや、これは斎藤の1軍で起用される適正を。ファームで先発でもやってたけど、色んな適正というかさ、そういうところを彼には色んな立場でもし1軍に呼ばれることがあるなら、準備しとかなあかんのでね」
-1軍の要望もあったのか。
「要望というか、こっちが色々考えながら。1軍は今しっかりしてるんでね。リリーフでもしっかりしてるけど、ユキヤ(斎藤)の場合は色々経験させとかないといけないので。由宇でもリリーフで3イニング投げてるし、色んな場面で経験積んどいてもらって。先発である程度投げれるっていう風にはなってるんでね。そういうところを経験じゃないけど、やらせてるところ」
-久しぶりに2軍は甲子園でファンの前でプレーした。
「やっぱりね、お客さんが入ってくれて、なんていうかなあ、野球選手冥利に尽きる。ファンってありがたいなあ。そう感じましたよ。やっぱりすごいなんていうかなあ、背中を押してくれるのがあるよね」
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