阪神が51年ぶりヤクルト戦開幕6連勝 佐藤輝は2試合連続弾

9回阪神1死、左中間にソロを放ち、筒井壮コーチ(左)に祝福される阪神・佐藤輝明=神宮球場(撮影・西岡正)
9回、9号ソロを放つ阪神・佐藤輝明=神宮(撮影・飯室逸平)
9回阪神1死二塁、適時三塁打を放つ阪神・大山悠輔=神宮(撮影・金田祐二)
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 「ヤクルト5-11阪神」(4日、神宮球場)

 中盤までの接戦は、終わって見れば大勝。阪神が今季初の毎回安打となる15安打11点を奪って、4連勝を飾った。ヤクルト戦は1970年以来51年ぶりとなる開幕6連勝。貯金は今季最多の13となった。

 先発・西勇は今季最短タイとなる5回6安打4失点(自責2)で降板したが、中継ぎ陣が奮闘。馬場、岩貞、岩崎、小林らが好投し、勝利に導いた。

 打線は三回に先制した。近本、糸原が無死、二、三塁のチャンスを作ると、3番・マルテが中前適時打を放ち1点を先取した。

 五回に逆転を許し、2点ビハインドの六回には、2死一、二塁の場面で代打・陽川が、左中間を破る2点適時二塁打で同点。さらに、七回には、マルテが左翼席へ勝ち越しの7号ソロを放った。

 好調の猛虎打線。1点リードの八回には、1死二塁の場面でドラフト6位・中野(三菱自動車岡崎)が右翼席へプロ初本塁打となる2ラン。ルーキーの一発で貴重な追加点となる7点目を奪い取った。

 九回には大山の適時三塁打、サンズの8号2ラン、佐藤輝にも2試合連続でチームトップの9号ソロが飛び出し4点を奪って試合を決めた。

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