阪神矢野監督 大山1号に「これで乗っていってくれる」佐藤輝は「夢のあるホームラン」
「阪神4-0広島」(15日、甲子園球場)
阪神は、今季初の5連勝で広島にカード勝ち越しを決めた。打線では4番・大山の1号、ドラ1佐藤輝の2試合連発。そんな2人の活躍を矢野燿大監督が、振り返った。
一問一答は以下の通り。
(テレビのインタビューで)
-4番に待望の一発が出た。
「そうですね。悠輔(大山)自身もね、ちょっとモヤモヤしている中でやっと一本出た。うれしそうにベースを回っている姿も印象的でしたし、これで乗っていってくれると思います」
-打った瞬間、監督はどう感じたか。
「ホームランになるとは思わなかったので、ちょっとびっくりしました。いい泳ぎ方っていうかね、できたんじゃないですかね」
-きょうも試合前に打撃指導していた。この一本で変わるか。
「そんなに簡単とは思わないですけどね。僕だけじゃなくてね、新井コーチとかもいつもよく一緒に寄り添ってやってくれてますし、みんなでね。気づいたことはいって少しでもよくなっていけるように」
-佐藤輝は連夜のホームラン。きょうはバックスクリーンへ。
「輝らしい。あの方向っていうのは輝のホームランの、基本の方向だと思いますし、飛距離もね。本当に輝らしく、夢のあるホームランだった。追加点としても大きかったですし、最高でした」
(記者に囲まれ)
-佐藤輝の本塁打は詰まったように見えた。
「ああそうなんや。まあ詰まるっていうのも、いい詰まり方じゃないと打球は上がらんしね。そういうところでは(バットの)先でも、もちろんホームランを打てるし、芯だけでしかホームランを打てないようなバッターではないんで。そういう技術とかを身につけていければもっともっとホームランを打つ確率っていうのは上がってくると思う。きょうもホームランだけじゃなくて、もう1本(安打が)出るっていうところでは率も上がってくると思う。勝負強いバッターになっていくと思う。幅の広いポイントを作っていくっていうのは、これから大事になってくると思います」