阪神ドラ1・佐藤輝“100万円”デモのバックスクリーン弾 G戦前のフリー打撃で
「阪神-巨人」(6日、甲子園球場)
今季初の甲子園球場で、伝統の一戦に臨む阪神ドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)=近大=が試合前のフリー打撃で、バックスクリーン弾を含む6発の柵越えを放った。
さすがの飛距離だった。右投げの打撃投手から放った7スイング目、高々と打ち上がった打球はバックスクリーンへと吸い込まれる打撃練習一発目となった。そこから右や左へも本塁打を量産し、計6本のアーチを架けた。
今季、甲子園で行われる阪神主催試合では、阪神の選手がバックスクリーンに本塁打を放つと、「DAZN」から賞金100万円が贈呈されることが前日に発表された。100万円獲得への期待感を十分に抱かせる“デモ弾”を放った佐藤輝。「一番の敵だと思いますし、上に行くためには勝たなければいけない相手だと思うので」と気合十分の怪物ルーキーが、巨人を脅かす一撃をぶちかます。