「広島３－６阪神」（１日、マツダスタジアム）

　連敗を止めた阪神の矢野燿大監督が、先発し７回２失点で今季初登板初白星を挙げた秋山をたたえた。

　開幕３連勝から２連敗という状況で先発を任せた。「チーム的には嫌な流れになっていた」と指揮官も認める中で、きっちりと仕事を果たした秋山に、「アキがしっかりした投球をしてくれたというのは一番の勝因だとは思う。アキらしく丁寧にね。シーズンの最初の登板ってね。そんなに簡単じゃないと思うんだけど。それをアキらしくやってくれるというのが頼もしいなという感じで見ていました」と賛辞を送った。

　「真っすぐもカーブもいい。全部やけどね。カットもフォークも。すべての球種を使いながらね。高さも気をつけて、コースも気をつけてというね。そういう全部を使いながらというピッチャーだから。だからベース上でのスピードガンよりも来るよなというピッチャーだから」と、総合力の高さを評価していた。