阪神・近本 打率・045と大不振 開幕から先発出場を続けるも…
「広島4-2阪神」(31日、マツダスタジアム)
阪神は打線のつながりにも欠け、広島に連敗を喫した。ドラフト1位・佐藤輝明内野手の2試合連続3三振がピックアップされているが、1番・近本の不振もチームにとっては手痛い材料だ。この日も4打数無安打に倒れた。
開幕から「1番・中堅」で先発出場を続けているリードオフマン。27日・ヤクルト戦(神宮)の第1打席に安打を放ったが、今季の安打はその1本だけだ。22打数1安打で打率・045と快音が響かない。
昨季も開幕ダッシュに失敗し、打率1割台が続いていたものの、今季はそれを下回っている。北川打撃コーチは「本人の状態もイマイチだけど、そこを言ってもしょうがない。何とか打破して、リードオフマンとして、引っ張ってくれるのを、早く復調してくれるのを待つだけですね」と期待を込めた。
試合前には試行錯誤しながら打撃練習を行っている背番号5。「本人もいろいろ考えながらやっている。元々、力はある子なんでね。何かきっかけをつかめさえすれば、一気にいけると思うので」と、4月からは安打を量産する姿が見たい。