阪神・矢野監督が森下に「狙って三振はさすが」今季初黒星には「大きくダメージない」

 8回、選手交代を告げる矢野監督(撮影・飯室逸平)
 2回、空振り三振に倒れる佐藤輝。手前は先発の森下(撮影・田中太一)
 4回、空振り三振に倒れる佐藤輝(撮影・飯室逸平)
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 「広島1-0阪神」(30日、マツダスタジアム)

 阪神が4安打完封負けで開幕3連勝がストップした。

 矢野監督は6回1安打に抑えられた広島・森下に対して言及。四回1死満塁でドラフト1位・佐藤輝(近大)を空振り三振に仕留めた場面を振り返り、「狙って三振取るっていうのはさすが」と話した。今季初黒星には「大きくダメージというのはない」と前向きに話した。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 -西は粘った。

 「特に立ち上がりとか難しかったと思うしね、けん制アウトにしながらとか、その後も粘ってね。最後(七回)も、またもう一回、ランナー出しても、またけん制でアウトにしてっていうのも大きかったと思うし。援護なかったっていうのはちょっとね、申し訳ないけど」

 -六回に菊池涼に先制打を許した球も甘くなかった。

 「まあまあ、3回り目になれば、バッターもいろいろ考えてもちろん打席に入ってくるわけやから。あれも詰まると、ヒットにならんと思うし、それはバッテリーを責めるということはできないし、攻めていく中で、ある意味仕方のない失点だから、何もないけど」

 -西勇は七回2死で足を滑らせて気にしていた。

 「まあ、多分大丈夫じゃないかなっていう。今のところの感じ。ちょっと滑ったんだけど」

 -四回に満塁のチャンスがあった。

 「振り返ればなんかあるけどね。それは向こう(森下)だって、狙って三振取るっていうのはさすがっていうのもあるし。こっちとしては何とか前に飛ばすというか、あそこで何か出来れば良かった。あそこはバッターそれぞれに任せていく場面やから。オレとしては受け止めるしかないかな。それはあとからタラ、レバ言えば出ちゃうんだけど、みんな思い切って行ったから仕方がない」

 -完全に抑えられた印象はない。

 「でも、どのカウントでもいろんな球種でカウント取れたり、空振りもいろんな球種で取れるっていうのは、それはレベルの高いピッチャー。だからこそ何とか全員でっていうところはまあまあいけたんだけど、最後、点を取るところまでちょっといけなかった」

 -佐藤輝は鈴木の返球が良かった。

 「俺も全然、いっていいと思う。あれは相手が上なだけで。うちの野球はそういう野球なんで。あれはいっていいんじゃないかなと思うし」

 -初黒星だが、攻める姿勢はチームとして出ている。

 「そんな大きくダメージというのはないし。みんなが結果はどうしてもついてくるから。でも結果だけで言いたくないし。でも気持ちの部分とか、攻めていく気持ちとか、粘りとか、そういうところはやり切ってくれたんで。俺の中ではこの敗戦は割り切れるというか。チームとしてそういうのは出せたかなと思う」

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