阪神・ドラ2伊藤将、楽天・早川に負けない 同期・輝&中野の活躍にも刺激

 31日の広島戦(マツダ)でプロ初先発する阪神ドラフト2位の伊藤将司投手(24)=JR東日本=が29日、鳴尾浜で調整し、千葉・横芝中時代の軟式野球部の後輩で、プロ初登板で初勝利を挙げた楽天・早川に負けない好投を誓った。

 「ライブで見ていました。ヤバいなと。後輩があんないいピッチングをしたら、自分もやらないといけない」

 初登板を前に後輩から刺激を受けた。28日の楽天-日本ハム戦。左腕が6回4安打無失点に抑えた快投をテレビで見届け、気持ちを引き締めた。

 次は自分の番。この日のブルペンでは変化球を中心に30~40球を投げて調整した。西川や鈴木誠ら好打者が並ぶ広島打線について「走攻守そろっているチームなので、低めに集めて、打たせて取る投球ができたらいい」と意気込んだ。開幕ローテに入ってプロ初登板初先発で初勝利を挙げれば、球団では2014年の岩崎以来7年ぶりとなる。

 ドラフト1位・佐藤輝(近大)や同6位・中野(三菱自動車岡崎)ら、すでに1軍出場している同期の存在も大きい。「もう活躍しているので、後は自分がしっかりチームに貢献できたらいいと思うので、頑張っていきたい」と伊藤将。初舞台でも臆することなく、左腕を全力で振って白星をつかむ。

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