阪神・青柳 粘り勝ち！今季初白星「１３勝に一つ近づいた」 ５回２／３を３失点
「ヤクルト５－９阪神」（２７日、神宮球場）
先発の阪神・青柳が５回２／３を３失点で今季初白星を挙げた。昨季は１勝、防御率０・９６と好相性だったヤクルト打線を相手に低めへ制球。開幕２連勝を呼び込んだ。
「緊張もあったんですけど野手の方が４点も取ってくれて、いつもの開幕より楽に入れた」。初回は三者凡退に打ち取り、上々の立ち上がり。二～四回も走者は許すものの、二塁は踏ませず無失点で抑えた。
だが、６点リードの五回。連打で２死二、三塁と初めて得点圏に走者を置くと、青木の遊撃への内野安打で２点を返された。六回無死は村上に左翼席へソロを被弾。四死球などで２死一、二塁となったところで岩貞にマウンドを譲った。
「６回を投げられなかったので、そこはすごい反省しています。ストライク先行だったり、球数をもう少し減らせれば良かった」と悔やんだ。
ただ、２点を返された直後の六回無死一塁は、バスターで右翼線へ今季初安打を記録。糸原の適時打を演出し、自身を助けるプレーも見せた。
「目標１３勝と言っていますし、それに一つ近づいたということで、うれしいです」。自身初の快挙へ、このまま突っ走る。
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