阪神・藤浪 鷹狩る!日本一打線抑え完全復活へ弾み 3年ぶり開幕ローテ入り目指す

 機は熟した。阪神・藤浪晋太郎投手(26)が4日、日本一打線を抑え、完全復活の弾みとすることを誓った。5日のソフトバンク戦(ペイペイ)で、西勇の後を受けて登板予定。3年ぶりの開幕ローテ入りを目指し、猛アピールする。

 キャンプでは、実戦3試合で計8回を1失点。防御率1・13と安定感を見せ、投手MVPに選ばれた。

 復調の兆しにも、納得はしていない。「意図した形のアウト、三振の取り方が課題」。2月27日の練習試合・中日戦で平田から三振を奪った場面を挙げて改善点を明らかにした。

 「抜けたスプリットが真ん中にいっている。たまたま振ってくれただけ。ああいう形を少なくしていけたら」

 偶然のアウトを減らし、納得した形で結果を出すことが“復肩”の証しとなる。

 肩慣らしには十分すぎる相手との対戦が待ち受ける。ソフトバンクは主砲・柳田を欠くものの、オープン戦開幕から2試合で17安打18得点。4年連続日本一の強力打線は健在だ。

 「主力級を抑えていかないといけない。変化球、直球の反応、どれだけ対応されるのかが、自分の状態とか、ボールを知る上で重要になってくる」

 結果を出すことはもちろん、現在地を認識するためにも貴重な材料となる。この日は、甲子園でキャッチボールやダッシュなどで汗を流した。完全復活を必然のものにするために-。背番号19が確かな一歩を踏み出す。

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