阪神・マルテ、17球粘って適時打 新フォーム効果実感!大野雄からも先制2点打

 「練習試合、中日1-8阪神」(27日、Agreスタジアム北谷)

 「5番・一塁」で今年初実戦に臨んだ阪神のジェフリー・マルテ内野手(29)が驚異的な粘りを披露だ。3点リードの三回1死三塁。2番手・福の体力をバットで消耗させた。

 簡単には打ち取られない-。その気迫が示したように、カウント2-1から6球連続ファウル。ボール球を挟んでさらに6球連続ファウルと、粘りに粘った。本人も打席で苦笑いを浮かべた中、17球目の甘く入ったスライダーを左前適時打。決着するまでの長い道のりを本人は全く記憶していなかった。

 「知らなかった。教えてくれてありがとうございます。そんなに…。いつもチームに貢献するという意味では、打席でやることはいい結果を出すことだと思う。今日はそれができて良かったね」

 初回1死満塁では大野雄から先制の左翼線2点二塁打。右肩にバットを乗せて構える新フォームの効果も実感している。「あの形でどんどん力強く打てるように、もっともっと練習していきたい」と鼻息は荒い。

 2安打3打点と開幕スタメンへ猛アピール。昨季は左ふくらはぎ痛の影響で長期離脱しただけに、来日3年目に懸ける思いは強い。「やっぱりケガなく1年間通して戦いたい思いが強い。力強く1年間、戦える力は作っているつもり」。今年のマルテは“オレがヤル”と燃えている。

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