阪神・藤浪は3回2安打無失点で万全アピール 最速156キロ計測

 力投する藤浪(撮影・金田祐二)
 3回、三走・石原が飛び出し、けん制球を投げアウトにする梅野(撮影・田中太一)
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 「練習試合、阪神-広島」(21日、かりゆしホテルズボールパーク宜野座)

 阪神・藤浪晋太郎投手(26)が今年初となる先発マウンドに上がった。3回2安打無失点と力投を披露し、順調な調整ぶりがうかがえた。

 最速は156キロと前回登板した紅白戦と同球速だった。初回は11球で3アウトを刻む。二回は4番・クロンの3球目に156キロをマーク。最後は154キロ直球で右飛に打ち取った。続く松山に二塁内野安打で出塁を許したが、大盛を152キロで空振り三振、林をインハイの151キロ直球で見逃し三振に抑えた。

 三回は先頭の石原に左翼線への単打を浴び、その後1死三塁のピンチを招いた。だが、女房役の梅野が鋭い三塁けん制で走者を刺し、ピンチを脱出した。

 藤浪は2回1安打無失点に抑えた7日・紅白戦から中13日。再び安定した投球で万全をアピールした。

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