阪神・スアレスが入国「リーグ優勝、そして日本一を成し遂げることができるよう」

 阪神は24日、昨季は守護神として活躍したロベルト・スアレス投手が、入国したことを発表した。

 スアレスは球団を通じて「今年もこうして阪神タイガースに戻って来ることができてとてもうれしく思います。このチームで、チームのために勝利に貢献して、チームメイトたちと、愛するタイガースファンのみなさんと一緒にリーグ優勝、そして日本一を成し遂げることができるようにがんばりますので、今シーズンも応援よろしくお願いします」とコメントした。

 スアレスは阪神1年目の昨季、抑えとしてフル回転の活躍を見せ、25セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得。昨季終了後、いったんは保留者名簿から名前が外れて自由契約に。日米複数球団による争奪戦となったが、矢野監督も「一緒に日本一になろうよ」とラブコールを送るなど、球団の誠意が右腕の心を突き動かし、残留が決まった。

 矢野監督は残留決定後、「スアちゃんが残ってくれたというのは本当に大きいしね。勝ちパターンでしっかり勝ちきるというのは、すごくチームも安定するところでは必要なこと。それが描ける。一番後ろが残ってくれたんでね」と話したように、今季も守護神で起用されることになる。

 今後は、25日から14日間の自宅待機となり、コンディション次第では最短で2月9日から沖縄でキャンプを張るチームに合流できる見通しとなった。

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