【俺たち丑男】阪神・小川 厄年も「背負っていく」神頼みせずモ~進あるのみ

 2021年に『年男』を迎えた選手に、新年の意気込みなどを聞く新企画(随時掲載)がスタート。第1回は1997年生まれの阪神・小川一平投手(23)が登場する。昨季は新人ながら1軍マウンドを経験した“虎の一平ちゃん”は、登板試合倍増を誓った。

  ◇  ◇

 もうルーキーではない。新たに後輩も入団してきた。年男として迎える2年目。結果を残し、勝利の方程式入りを狙う小川にとって、勝負の年となる。

 「年男なんですよ。厄年でもあります。(初詣)神様に『今年もよろしくお願いします』といったんですけど、神頼みもよくないなと。お願いはしたんですけど、厄ははらっていないです。背負っていきます」

 己の力を信じ、とにかく前を向く。昨季は、21試合に登板して0勝0敗、防御率4・71と思うような成績は残せなかった。それでもシーズン終盤には、7試合連続無失点と力強い投球で安定感も示した。

 「倍の40試合は投げたいなと思っています。防御率は4・71だったので、3点台にしていって。どんどんいい位置で投げられたらなと思います」。目標は勝利の方程式入り。好投を続け、鉄壁の救援陣に割り込む構えだ。

 また、チームには絶対に負けられない相手がいる。同じ神奈川出身で同学年の望月だ。「投げるポジションも一緒で、タイプ的にも似ている。めちゃくちゃ意識しています」と闘志むき出し。丑(うし)年の代表となるためにも同じ世代だけでなく、先輩をも脅かす存在となる。

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