藤川球児氏、母校高知商へ感謝と激励「チャレンジすることを見つけて」

 今季限りで現役を引退した元阪神の藤川球児氏(40)が15日、母校・高知商を凱旋訪問。後輩たちに感謝の言葉と、激励メッセージを伝えた。

 今回は、9月に全校生徒830人が製作した縦5・4メートル、横7・2メートルの巨大パネルの感謝を伝えるための訪問。土佐和紙で製作された実物を見上げ、「すごいな。何で作ったの?」など、感激の対面になった。

 独立リーグに在籍した2015年以来、5年ぶりの母校訪問。後輩たちの激励に感謝し、「実際、最後までプレーできるかのかなと思ったけど、俺、頑張らないといけない。自分勝手な大人になっちゃいけない。見えないところでたくさんの人が応援してくれている。みんなの頑張りが、僕を引退試合でグラウンドに出してくれた」と、励みになったことを明かした。

 その上で、母校の後輩たちに向けて「チャレンジすることを自分で見つけてください。『コロナで制限がある、だから何もできない』という答えは絶対にだしちゃダメ。その中で何ができるかを探してほしい。いまはすごくいい経験。一本筋を通った高知県代表として過ごし、後輩たちに伝えていってほしい。誇りを持って」などとメッセージを送った。

 コロナ禍で密を避けるために、各クラスとオンラインで映像をつないで語り掛けた。約1時間、熱い言葉を母校に還元した。

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