阪神ドラ7高寺 体力測定3冠!チームトップクラスの快速 驚異の新人唯一の高校生

 立ち幅跳びで高々とジャンプする高寺
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 阪神のドラフト7位・高寺望夢内野手(18)=上田西=が6日、体力測定で驚きの身体能力を見せつけた。阪神の指名選手の中で唯一の高校生が、3種目で堂々のトップを記録。「身体能力、瞬発力、走力というところはすごく高いと思います」と権田トレーナーも絶賛の動きだった。

 垂直跳びは73センチを計測。今回の新人選手ではただ一人の70センチ超えで、2年前の小幡が記録した71センチも上回った。立ち幅跳びではドラフト1位・佐藤に1センチ及ばず、2メートル80センチで2位タイ。それでも自慢の脚力では誰にも負けなかった。

 10メートル走の1秒61、30メートル走の3秒93は、どちらも1位。30メートル走の3秒台はチームでもトップクラスの速さだ。さらに握力でも今回の測定では、ドラ1・佐藤、ドラ4・栄枝とともに70キロ超えの高い数値を記録したが、「握力よりは足の方が自信がある。足でアピールできたらいいなと思います」ときっぱり。その上で「走塁のスペシャリストみたいな感じなので話を聞いてみたい」と、近本に“弟子入り”を志願した。

 その近本は新人時に30メートル走で3秒87を計測し、2年連続で盗塁王に輝いた。「足が速いだけじゃ盗塁ができない。スタートとかピッチャーとの駆け引きもあると思うので、そういうところを聞きたいです」と目を輝かせた18歳。偉大な先輩から技術を吸収し、食らいついていく。

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