球児が引退試合翌日に独占激白 カンテレで15日放送「終わっちゃったんだな…」
今季限りで現役を引退した阪神・藤川球児投手(40)が、15日放送のカンテレ「藤川球児 最後の勝負 密着15年 引退直後に独占激白」(後4・00=関西ローカル)に出演。ラスト登板翌日の11日の収録で、同局が密着した15年間の映像とともに、自らのプロ野球人生を振り返る。
藤川氏は「現役を引退して初めて取材を受けて、これまでの映像を見ても、不思議な感覚ですね。選手の自分と今ここにいる自分が違いすぎて、表現するのが少し難しい。昨日で終わっちゃったんだなってところです」と、現在の心境を明らかにした。
これまで語られなかったエピソードや、真相を明らかにする清原和博氏や山口高志氏の映像を見て「これからたくさんの方に十分に時間を使ってゆっくりお礼を伝えに行くので、待っていてください」と話した。
視聴者やファンに向けて「藤川球児という選手に、どういう思いを抱いていて当時どういうふうに思っていたか、自分には分からないのですけど、当時の思い出や印象など、どういう感情を持ってもらっていいので、楽しんでいただけたらなと思います」と呼びかける。
ナレーションは、熱狂的な虎党で知られる俳優・渡辺謙が担当。「誰よりも野球を愛し、誰よりも阪神ファンを愛した男、藤川球児を追いかけたドキュメント。そのナレーターを務める事、誇りに思っています。お疲れ様!」とメッセージを送った。