阪神・藤浪5戦連続無失点 イニングまたぎ成功 注目の球速は最速156キロ

6回、中日・加藤の犠打バントを追う阪神・藤浪=ナゴヤドーム(撮影・北村雅宏)
2枚

 「中日-阪神」(15日、ナゴヤドーム)

 阪神・藤浪晋太郎投手が3番手で五回から登板。2イニングを1安打2四球、無失点で切り抜けた。この日の最速は156キロ。これで5試合連続無失点とした。

 13日の中日戦で球団最速タイとなる自己最速161キロをたたき出した藤浪が五回にマウンドに上がった。先頭・ビシエドには制球が定まらず四球を与える。それでもここから落ち着いていた。続く高橋を153キロ直球で左飛。6番・シエラは154キロの真っすぐで三ゴロ併殺打に仕留めた。

 六回もイニングまたぎでマウンドへ。またしても先頭・阿部に四球を与える。加藤に犠打を決められ1死二塁。代打・溝脇は155キロ直球で左飛に斬ったが、大島には156キロ真っすぐを左前に運ばれた。2死一、三塁のピンチで京田を133キロのスライダーで一ゴロに抑えた。「調子もあまり良くなかったですし、2イニングとも先頭打者を出してしまいましたが、なんとか粘ることができました。0点で抑えることができて良かったです」とコメントした。

 中継ぎ転向後、イニングまたぎをしたのは2試合。9月26日・ヤクルト戦と10月4日・巨人戦だ。いずれも2イニング目に失点していた。ただ、3試合目のイニングまたぎで初めて無失点。また、藤浪が成長を遂げた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス