阪神投打ガッチリ!広島戦2年連続勝ち越し 西勇8回1失点、打線爆発9得点

 「広島1-9阪神」(8日、マツダスタジアム)

 阪神が先発・西勇の好投と打線爆発で快勝し、広島戦の2年連続となる勝ち越しを決めた。

 西勇は8回4安打1失点の快投で9勝目を挙げた。12奪三振に加えて一塁けん制でアウトを奪うなど、持ち味を発揮。広島戦は今季6戦4勝となった。

 打線は初回、北條が先制2ランを放った。7月21日広島戦以来の一発に「チカ(近本)が先頭バッターとしていい形で出塁してくれましたし、カウントも良かったのでその勢いに乗って思い切って打つことができました」と振り返った。

 五回、糸井の右前打でリードを3点に広げると、六回はビッグイニングだ。サンズが19号ソロ、ボーアは16号ソロを突き刺した。

 サンズは「西が頑張ってくれていたから1点でも多く追加点を取りたいと思って打ったよ。いいバッティングができたね」。ボーアは「コストコを見ながら打席に立つことができたよ。コストコまでいかなかったけど、いい打球だったね」とコメントした。

 この回は西勇、糸井、大山にもタイムリーが生まれ、打者11人攻撃で6点を追加した。

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