阪神・青柳、粘投6回1失点 前回8失点から修正力見せた

 「広島4-4阪神」(6日、マツダスタジアム)

 苦手の広島相手に持ち味の粘り強さを見せた。阪神・青柳が6回6安打1失点。三回にはライナーが左膝に直撃するアクシデントもあったが、不運にも負けず先発としての役割を果たした。

 唯一の失点は三回。2死から田中広に四球を与える。打席には鈴木誠。その4球目だった。内角寄りの直球をうまく捉えられた鋭いライナーが左膝を直撃。ボールは右翼へ転がり、糸井の処理も遅れた。一走・田中広が一気に本塁生還。思わぬ形で先制点を与えた。

 一度は患部の治療でベンチに下がったが、大事には至らず続投。その後も毎回走者を背負ったが、追加点は与えなかった。

 「ここ数試合、立ち上がりに課題がありましたが、今日は丁寧に投げることができましたし、何とかゲームを作ることができました」

 前回9月30日・中日戦は、自己ワーストとなる5回8失点で7敗目を喫した。さらに広島戦はこれまで通算3試合に先発して白星なし。防御率は11・57で、最長投球イニングは3回1/3と相性は最悪だった。ただ、そんな不安も拭い去る力投だった。

 あとは白星だ。8月27日の中日戦から遠ざかっている7勝目。次戦こそ勝ち取ってみせる。

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