阪神、ボーア失策、高橋暴投…ミス連発で逆転許す 失策数60の大台突破

2回、大島(奥)に逆転の2点適時打を浴びる高橋(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-中日」(29日、甲子園球場)

 阪神のジャスティン・ボーア内野手が1点リードの二回、今季チーム60個目の失策でピンチを広げ、逆転を許した。

 この回、1死からシエラのボテボテの打球を、投手・高橋が処理。見送ればファウルになる可能性もあったが、これを捕球できず初ヒットを許した。さらに続く阿部との対戦。一塁線の打球をボーアが後逸。右打者でシュート回転が掛かったような打球になったが、後ろにこぼしてピンチを広げた。

 ボーアは今季7個目の失策。チームとしても両リーグワーストの60個目の失策を犯すと、続く木下拓の打席ではバッテリーミス。暴投で三進を許した。結果、四球を与えて満塁。勝野を空振り三振に斬ったが、続く大島に2点適時打を浴びて逆転を許した。

 首位・巨人は両リーグ最少の22失策。この40個近い失策数の差が、今季の成績にも大きく影響している。

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