阪神・青柳が五回まで無失点の力投も…六回に先制を許す

6回1失点と好投した青柳(撮影・北村雅宏)
先発し、力投する阪神・青柳晃洋=甲子園(撮影・田中太一)
5回、糸原の好守でピンチを切り抜けた青柳はグラブを掲げて喜ぶ
3枚

 「阪神-DeNA」(23日、甲子園球場)

 今季最多の貯金5、同一カード3連勝を目指す一戦。先発の阪神・青柳は5回まで無失点投球。五回には木浪が今季チーム58個目の失策。それでも糸原の好守に助けられ粘りの投球を見せている。

 初回は2つの三振を奪い三者凡退に抑える上々の立ち上がり。二回は2つの四球こそ出したが、2死一、二塁から上茶谷を見逃し三振で斬った。

 三回は梶谷に二塁打を打たれ1死二塁。ここで迎えるのはソト、オースティンだ。怖い2人だったが、ソトを初球スライダーで一邪飛。オースティンも初球を直球で遊ゴロに仕留めた。

 四回は守りにも助けられる。先頭・佐野の一、二塁間の当たりにボーアが横っ飛び。グラブではじいた打球が二塁手・糸原の前に転がり、カバーに入った青柳に送球。アウトにした。

 打線の援護もなく両チーム無得点で迎えた五回。無死から木浪が連日の失策を犯す。これで今季のチーム失策数は58個目。続く上茶谷に犠打を決められ1死二塁。それでも倉本を見逃し三振。梶谷を申告敬遠で歩かせ、打席にはソト。二遊間に鋭い打球を打たれたが、糸原の好守で二ゴロに抑えた。

 しかし、六回に先制点を許した。両チーム無得点で迎えた六回。先頭・オースティンに四球を与えると、続く佐野に右前打を浴びた。

 これで無死一、三塁となり打席には宮崎。その初球。三ゴロに打ち取ったが、併殺崩れの間に三走・オースティンが先制のホームを踏んだ。

 1死一塁からは、戸柱を三ゴロ。柴田は申告敬遠で歩かせ、上茶谷を空振り三振。なんとか最少失点で切り抜けた。

 ただ、打線は五回まで上茶谷の前に2安打無得点。緊迫する投手戦で手痛い1点を失った。

 右腕は9月、3試合に先発し白星なしで連敗中。それでも甲子園では19年9月11日から9試合黒星なしの5連勝中だ。粘りの投球で打線の援護を待つ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

阪神タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(阪神タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス