阪神・斎藤、DeNA戦でプロ初先発へ 10日・カード3戦目有力
「ウエスタン、中日7-0阪神」(5日、ナゴヤ球場)
阪神・斎藤友貴哉投手(25)が8日からのDeNA3連戦(横浜)でプロ初先発することが5日、分かった。現段階ではカード3戦目の10日が有力。この日はウエスタン・中日戦(ナゴヤ)で先発。調整登板に臨み、ベイ斬りの準備を整えた。
「回の先頭打者を出さない」ことをテーマに掲げていた斎藤。初回は1番・渡辺を二ゴロに打ち取ると、二回の先頭・石川昂も空振り三振。有言実行の先頭斬りで後続も仕留めた。
2回を1安打無失点、2奪三振。「回の先頭を課題にしていたので、そこができたので良かった」と感覚もいい。平田2軍監督も「(2回降板は)上(1軍)との兼ね合いでね。自信を持って上で投げる機会があったら、投げてほしいよね」と期待は大きい。
先発転向後は2軍で3試合に登板し、13イニング連続無失点と状態は確実に上向きだ。18年度ドラフト同期の近本、木浪が昨季からスタメン出場し、8月下旬に初昇格した小幡も存在感を示している。斎藤も負けじとチャンスをモノにしたいところだ。桐蔭横浜大時代に過ごした地で、初先発初勝利をつかむ。
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