阪神・斎藤 自己最速154キロ!プロ注目の近大・佐藤を圧巻K斬り
「プロアマ交流戦、阪神12-0近大」(16日、鳴尾浜球場)
阪神・斎藤友貴哉投手(25)が16日、プロアマ交流戦・近大戦(鳴尾浜)の三回から登板し、3回を無安打無失点に抑えた。自己最速を1キロ更新する154キロを3球計測するなど力を発揮した。
圧巻は三回2死、今秋ドラフト1位候補の3番・佐藤との勝負。153キロ、154キロの直球で空振りを奪って2球で追い込む。カウント1-2となり、5球目の144キロフォークで空振り三振。完全に手玉に取った。「真っすぐをしっかり投げられた上のフォークだと思う。決め球として投げられたのは良かった」と納得の投球だ。
脱力が奏功した。ウエスタンでは防御率・7・94と不安定な投球が続いていた。必要以上に力が入っていたことから、この日は「力を本当にあまり入れない感じ」で投球。「力の抜きどころが自分の中でつかめた」と収穫の一日だった。
平田2軍監督は「佐藤君から三振を取ったのなんかは圧巻だよ」と高評価。「次は(2軍の)中日戦で先発させようと思っている」と22日に“プロ初先発”する予定。つかみつつある手応えをより確かなモノにしたい。
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