阪神 大山&ボーア不振 矢野監督「4、5番がぴしゃっと止まってしまっている」
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「広島11-6阪神」(7日、マツダスタジアム)
阪神が5割復帰がかかった一戦で大敗。矢野監督は無安打に終わった大山、ボーアの中軸2人の奮起を願った。
5点差で迎えた五回、木浪、植田連打でチャンスメークし、代打・中谷が左前適時打。続く近本も左翼線を破る適時二塁打を放った。続く2死二、三塁の好機で、大山が空振り三振。七回には無死一、二塁で二ゴロ併殺に倒れた。
これで3試合連続の無安打。好調だった7月から一転、8月に入って不振が続く。ボーアも2打数無安打に倒れ、主軸2人の結果を矢野監督も嘆いた。
「本当に4、5番がぴしゃっと止まってしまっている。どうしてもね、チャンスメークしたところでかえせないというのは。(相手にとって)嫌な流れも作れたと思うけど、どうしても流れが止まってしまう。全員が調子いいというのはないと思うけど、我慢せなしゃあないしね」
7月5日の広島戦から4番は不動。カギを握る若き主砲に対し、指揮官は「体も疲れたり、いろんなことがでてくる。それをどう乗り越えて、上がっていくかというところ。前を向いて、4番にふさわしいバッターになってくれたら」と期待を寄せ、変わらぬ信頼を口にした。