阪神 屈辱だらけの3連敗で再び借金生活“誕生日”の甲子園で10年ぶり5被弾
「阪神3-7DeNA」(1日、甲子園球場)
阪神がDeNAの一発攻勢に沈んだ。引き分けを挟み今季4度目の3連敗。7月18日以来の借金1となった。
先発・西勇が6回7安打5失点と誤算だった。初回にソトに先制8号ソロを浴びると、四回は大和に2号ソロを被弾。さらに五回は佐野に5号2ラン、六回も宮崎に7号ソロを左翼席へ運ばれた。1試合4被弾はオリックス時代の2015年9月5日・日本ハム戦(ほっと神戸)以来、5年ぶり2度目。試合前までクオリティースタート100%を誇っていたが、3敗目となりチームの連敗を止めることができなかった。
2番手・能見も梶谷に8号ソロを浴び、阪神の投手陣は1試合5被弾となった。阪神投手陣の1試合5被弾は18年5月11日・広島戦(能見3、山本2)以来2年ぶり、甲子園では10年8月1日・中日戦(6本=下柳4、久保田2)以来10年ぶりの悲劇となった。
打線は2点を追う四回、1死満塁から梅野の左前打で一時同点としたが、今永に7者連続三振を喫するなど、2得点に終わった。
阪神が1人の投手に7連続三振を喫したのは2リーグ分立後では88年6月7日・広島戦(長富浩志)、93年4月27日・中日戦(郭源治)、12年4月7日・巨人戦(杉内俊哉)に次いで8年ぶり4度目の屈辱となった。
この日は1924年8月1日に竣工した甲子園球場の“誕生日”だったが、勝利で祝うことはできず。これで8月1日は50試合22勝25敗3分けとなった。