阪神引き分けもサンズがビッグプレー 10回背走キャッチでチームを救う

延長10回、大和の打球を好捕するサンズ(撮影・飯室逸平)
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 「阪神3-3DeNA」(31日、甲子園球場)

 阪神・サンズがビッグプレーでチームを救った。

 藤川が同点の十回に5番手で登板する。先頭・ロペスは1球で捕邪飛。続く宮崎は遊ゴロに打ち取った。が、遊撃・熊谷が一塁へ悪送球。エラーが記録された。

 セットポジションになり制球が乱れ、柴田に四球。続く大和が捉えた打球は前進していた左翼の後方へ。

 誰もが越えた…と思ったが、サンズが必死に追いかけ背走キャッチ。素早く中継に送球し、飛び出していた二塁走者も刺した。

 ベンチでは矢野ガッツ。チームメートも笑顔でサンズを迎え入れ、相手の勝ち越しを防いだ助っ人のファインプレーをたたえた。これでチームの負けはなくなった。

 その裏、チームは得点できず、引き分けとなった。

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