阪神・藤浪が力投 5回4安打1失点7K 投手戦を演出

 4回、汗を飛ばしながら力投する藤浪晋太郎
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 「ヤクルト-阪神」(30日、神宮球場)

 670日ぶりの勝利を目指す阪神・藤浪晋太郎投手は5回まで4安打1失点、7奪三振と好投を続けている。

 初回、20球中19球で直球を選択するなど、強打のヤクルト打線に真っ向勝負を挑む。2死一塁から村上を154キロで空振り三振に斬ったが、二回だった。

 この回、先頭の山崎に初球の151キロを狙われ、一、二塁間を破る右前打を浴びる。続く宮本に送りバントを決められ、1死二塁。

 ここで吉田成に対して、1-1から3球目。151キロの直球を狙われると、左翼線を破る適時二塁打となった。

 さらに西田は空振り三振に斬ったが、続く投手の高橋にも左前打を浴びる。それでも最後は坂口を中飛に抑え、最少失点で切り抜けた。

 三回には、村上を2打席連続の三振に斬るなど、3者凡退に抑えるリズムある投球。四回は先頭の山崎を三塁内野安打で出塁させたが、続く宮本の打席で二盗を阻止。梅野とのコンビネーションでピンチを未然に防いだ。その宮本を空振り三振に斬ると、吉田成は投ゴロに。

 五回は下位打線に対して、西田を空振り三振に。高橋を三ゴロに斬ると、坂口をスライダーで見逃し三振に。5回までに7奪三振と躍動感が出てきた。ここまで76球と省エネ、安定した投球で打線の援護を待っている。

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