阪神・藤浪に敵地でも大きな拍手 左打線のヤクルトを初回無失点

1回、村上を空振り三振に斬る藤浪
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 「ヤクルト-阪神」(30日、神宮球場)

 670日ぶりの勝利を目指す阪神・藤浪晋太郎投手が初回、ヤクルト打線を無失点に抑えた。

 1番から7番まで左打者を並べた打線。藤浪は初回、先頭の坂口にオール直球勝負。2-1から153キロで浅い中飛に抑えると、続く上田にも直球を続ける。

 ボール先行でフルカウントまでいったが、最後は左飛に打ち取った。青木にはストレートの四球を与えるも、続く村上との対戦だ。18球目に初めて変化球、フォークを投げてファウルと奪うと、続く6球目。154キロの直球で空振り三振に斬って取った。

 全20球中、19球がストレート。真っ向勝負で初回を無失点に抑えた。

 試合前から「ピッチャー・藤浪」のアナウンスに敵地球場も大歓声。三塁、レフト側スタンドには、多く名前が入ったタオルやユニホームを掲げるファンがいた。初回を無失点に抑えると、大きな拍手が注がれた。

 藤浪は、357日ぶりの1軍登板となった前回23日・広島戦(甲子園)は、五回まで無失点に抑えたが、六回にピレラに満塁弾を浴びて逆転負けを喫している。

 今回は2018年9月29日・中日戦(ナゴヤドーム)以来670日ぶりの復活星を目指す。

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