阪神、今季ワーストの13残塁 決定打欠き、20得点の翌日はスミ1

 6回、左飛に倒れ悔しそうに打球を見上げる近本
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 「ヤクルト3-1阪神」(29日、神宮球場)

 勝てば今季初の2位浮上となった阪神。前夜20得点奪った打線は“スミ1”で敗戦。貯金は再び1に戻った。好機に一本が出ず、矢野監督は「昨日のね。まあ逆というか、1本が出ないというのが今日の敗因」と悔やんだ。

 阪神は初回、ヤクルト先発・原から先頭の近本が中越え二塁打で出塁し、3盗。サンズの四球で1死一、三塁とし、大山の遊撃への適時内野安打で1点を先制した。

 だが、続くボーアの右前打で1死満塁としながら梅野、木浪が続けて空振り三振に斬られ、追加点を奪えなかった。逆転を許して迎えた六回も1死満塁としながらヤクルト3番手・長谷川の前に、近本が左飛、糸井が空振り三振に倒れて無得点に終わった。

 二回以降5度得点圏に走者を出しながら、決定打を欠いた打線。今季ワーストの13残塁を記録した。

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