阪神・藤川 4年ぶりサヨナラ被弾「勝ちたかった」「悔しい」代打・西浦に痛恨3ラン

9回、西浦にサヨナラ3ランを浴び、マウンドで座り込む阪神・藤川(撮影・田中太一)
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 「ヤクルト3-1阪神」(25日、神宮球場)

 阪神の守護神・藤川球児投手が九回、西浦にサヨナラ3ランを浴び、今季初黒星を喫した。

 「チーム全体でゲームを作って、あと1アウトのところまでいって、勝ちたかった」

 この回、1死から渡辺を四球で歩かせる。続く4番・村上を空振り三振に斬ったが、上田に中前打を浴びて一、二塁。ここで代打・西浦を打席に迎えた。1ストライクから2球目、高めに浮いた145キロを狙われると、左翼スタンドに飛び込む3ランとなった。

 勝利目前でまさかの敗戦。藤川のサヨナラ被本塁打は2016年6月10日・日本ハム戦(札幌ドーム=打者・レアード)以来、4年ぶり通算5本目。ヤクルト戦では初めて。

 阪神は連敗で2カード連続の負け越し。これで開幕から6試合を戦い、1勝5敗。早くも借金4、単独最下位と浮上の兆しが見えない。守護神は「相手が上回ったと思う。悔しいし、絶対にやり返します」とリベンジを強く誓った。

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