阪神打線が機能 オリックス山本から初回3点先取 マルテ、福留が適時打

1回、先制タイムリー二塁打を放つジェフリー・マルテ(撮影・飯室逸平)
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 「練習試合、オリックス-阪神」(14日、京セラドーム大阪)

 阪神は初回、マルテ、福留のタイムリーなどで3点を先制した。開幕戦となる6月・19日の巨人戦に向け、“仮想・菅野”を初回から攻略した。

 シーズン開幕前、最後となった練習試合。ほぼベストオーダーで臨んだ阪神は、好投手・山本に初回から襲いかかった。先頭の糸井が四球を選ぶと、続く近本は送りバントを試みるも、追い込まれるとヒッティングにスイッチ。一ゴロの間に走者を二塁に進めた。

 ここで3番に入ったマルテは2ボールから3球目。甘く入った145キロを強振。左中間を真っ二つに破ると、二走・糸井が悠々と先制のホームを踏んだ。

 さらにボーアの四球を挟み、球界最年長が存在感を見せる。5番に入った福留が2-2から5球目、外に落ちるフォークをすくい上げ、左翼線を破る適時二塁打で追加点。さらに糸原の左犠飛でもう1点を追加した。

 シーズン開幕まで1週間を切った中、2020年を占う新打線が機能した。

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