阪神先発・青柳は5回4失点 3連続適時打浴び…制球に課題残す

5回、鈴木誠に適時打を許す青柳(撮影・田中太一)
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 「練習試合、広島-阪神」(9日、マツダスタジアム)

 課題を残した。阪神先発の青柳は5回4失点。序盤は二回までに5奪三振を奪うなど快調に飛ばしたが、五回に3連続適時打を浴びて崩れた。

 初回2死から連続四球で一、二塁のピンチを招くも好調・メヒアを外に逃げるスライダーで見逃し三振に斬った。さらに二回は田中広に2死からセーフティーバントでの出塁を許すも、この回のアウトをすべて空振り三振で奪ってみせる。

 三、四回も無失点で切り抜けたが、好投はここまで。五回に立て続けに適時打を浴びる。まずは自らのワイルドピッチで1死二、三塁とピンチを広げた場面で西川に左前へ運ばれて先制を許す。続く鈴木には中前への適時打、メヒアには左中間を破る2適時打を許して、この回4失点。4四球に暴投、さらに逆球と制球に課題を残す形となった。

 青柳はこの後、開幕2カード目初戦・23日のヤクルト戦(神宮)に先発することが決定的。7日には選手とファンクラブKIDSとオンラインでつながる「FUN FUN ファンミーティング」に参加し、「13勝すると決まっているので。試合数は減ったけど13勝以上します」と子どもらに約束した。しっかり立て直して“本番”へ向かいたい。

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