阪神が2カード連続勝ち越し ガルシア好投、北條が決勝2ラン 大山は左翼の守備に就く

ナインを鼓舞する矢野監督(撮影・高部洋祐)
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 「練習試合、阪神2-1ソフトバンク」(7日、甲子園球場)

 阪神が接戦を制し、練習試合2カード連続勝ち越しを決めた。

 三回に北條がソフトバンクの先発・和田の139キロを完璧に捉え、左翼席へ先制2ラン。チームは練習試合再開後6試合10発となった。開幕スタメンは木浪が有力だが、待ったをかける一撃だった。

 実戦復帰した阪神の先発・ガルシアは5回1安打無失点3奪三振の好投。「すごくいいピッチングだったと思いますし、全体的に体も良かった。真っすぐも走っていたと思うよ」と振り返った。

 ガルシアはキャンプ中に左肩痛を発症して出遅れ。高橋がコンディション不良で離脱したため、開幕ローテ候補に急浮上している。

 5番手で登板した守屋は、実戦再開後初のイニングまたぎに臨み2回1安打無失点の好投を見せた。

 スタメンマスクをかぶった坂本は二盗を3度阻止。三回にはチーム初安打を放つなど、アピールに成功した。

 この日はマルテ、ボーア、サンズの助っ人勢に加えて福留、糸井、近本が欠場。レギュラー取りを狙う高山、大山、陽川がクリーンアップを組んだが、快音は聞かれなかった。

 三塁で先発した大山は、五回から左翼の守備に就いた。左翼での実戦出場は18年8月19日のヤクルト戦(神宮)以来、658日ぶり。五回の守備では打球を無難にさばいた。

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