阪神・北條が先制2ラン 遊撃争いライバル木浪に待った チーム6戦連続本塁打
「練習試合、阪神-ソフトバンク」
(7日、甲子園球場)
木浪よ、遊撃手の座は簡単に譲らないぞ。阪神・北條史也内野手(25)が先発・和田から左翼席へ先制アーチを放った。
「前の打席(右飛)の反省を活かして打つことができました。もう1本、2本と打てるように頑張ります」
両軍無得点の三回だ。2死一塁から相対したのはプロ通算130勝を挙げる和田。カウント2-2から左腕が投じた139キロを完璧に捉える。誰もが本塁打と分かる打球。左翼席前方に突き刺さる2ラン本塁打となった。
ダイヤモンドを一周し、ベンチに戻ると拍手で迎えられ、北條も自ら拍手で呼応した。開幕スタメンは木浪が有力だが、そこに待ったをかける一撃。矢野監督にまたうれしい悩みが増えた。
北條の一発が生まれ、活動再開後にこれまで行われた練習試合計6試合全てで本塁打が出ている。
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