阪神・谷本球団本部長「開幕が見えてきたら、強度を上げていきたい」

 阪神の谷本修球団本部長(55)が11日、オンラインによる臨時の12球団代表者会議に参加し、報道陣に電話で取材に応じた。

 新型コロナウイルスの感染拡大で延期となっている開幕は、最短で6月19日が有力候補日として挙がっている。今後は選手やスタッフの感染防止策に万全を期すことを大前提に、練習法は各球団に一任されることになった。

 阪神は現在、甲子園と鳴尾浜で自主練習を行っている。谷本球団本部長は今後について「地域の状況とか見ながらですけども、球団としての判断を両監督とも相談しながら」とした上で、「開幕が見えてきたら、徐々に(練習)強度を上げていきたいとは思っています」と話した。

 仮に22日に行われる12球団代表者会議で6月19日の開幕が決まった場合、本格的な練習へ準備を進める見通しで、約1カ月間でスピード調整をすることになる。

 阪神は藤浪がPCR検査を受けることを発表した3月26日の午後から、球団とチームの活動を休止した。

 新型コロナウイルスに感染した藤浪、長坂、伊藤隼が退院後の4月15日から甲子園と鳴尾浜の施設を開放。選手は徹底した感染予防策をとって自主練習を続けている。矢野監督ら首脳陣は自宅待機を続け、自主練習を視察してない。

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