阪神のロベルト・スアレス投手（２９）が２９日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じた。

　この日は約２時間半、汗を流した助っ人。ウエートやキャッチボールをした後は、ブルペンに入り、直球と変化球を交え３０球を投じた。「良かったですね。真っすぐもしっかり走っていましたし、コントロール良く投げられたのでこれをずっと続けられるようにしたい」と感触を振り返った。

　約３週間の活動休止期間中も投球の感覚を維持する練習に取り組んできた。昨季、阪神に所属したジョンソン（現パドレス）がシャドー投球時に使用していた腕に装着する袋をスアレスも活用。「それをしっかりと投球を中で維持できていたので、そういう意味では肩もいい状態で保てながら、家では準備できたかな」と自信を見せた。

　野球以外では英語の勉強や映画鑑賞、読書に充てたという。また、料理も積極的に行っていたと明かしたスアレス。「この期間で料理を多くする機会がありまして、料理も覚えながら退屈だなと思うんじゃなくて、しっかりと何か見つけて有意義に過ごしていました」とメリハリを付けて、日常の生活を送ってきた。