阪神・サンズ「あれが通常の甲子園」映像で“コロナ後”の超満員を待ち望む
阪神のジェリー・サンズ外野手(32)が24日、甲子園での自主練習後にオンライン取材に応じた。コロナ禍により、プロ野球の開幕は依然先行きが不透明の状況が続く。無観客試合での開幕も予想されるが、助っ人はコロナ禍が終息し、超満員の甲子園でプレーすることを熱望した。
約3週間の活動休止期間中、インスタグラムを通して日本の野球を勉強した助っ人。その際、熱烈な阪神ファンが甲子園で声援を送る姿に熱視線を送っていたという。
「インスタグラムを通して、甲子園球場の盛り上がりの映像というのは結構見させていただきました。本当、あれを早く経験したいですし、あれだけ盛り上がった雰囲気を早くね。あれが通常の甲子園だと思うので…」
阪神の選手である以上、無観客ではなく超満員の甲子園が一番の理想型だ。興奮気味に話すサンズの様子からも気合いが感じられた。「早く終息して皆さんの前でプレーできる日を楽しみにしていますので、応援よろしくお願いします」と言葉に熱を込めた。
屋外でのトレーニングが難しい中、愛妻のモーガン夫人が練習を手助けしてくれた。「そんなに速い球は投げていないですけど、奥さんも高校時代ソフトボールの経験があるので、投げ返してくれたり、ある程度のボールを取ってくれるということはしてくれたので、もちろん思い切り投げていないですけどもキャッチボールをすることができたので助かりました」と感謝する姿があった。
この日、サンズはキャッチボールや打撃練習や打球捕などで約2時間、汗を流した。「家でできることもどうしても限界はありますので、そういった意味ではグラウンド、施設を開放していただいて、グラウンドで体を動かさしてもらうというのは非常にありがたく思いますし、本当に感謝しています」と率直な思いを吐露した。
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