阪神・原口、医療従事者へ熱い気持ち「みんなのために…改めて感謝」
阪神の原口文仁捕手(28)が22日、甲子園で自主練習を行い、球団を通じて率直な気持ちを明かした。
チームは3選手の新型コロナウイルスの感染を受けて3月26日に活動が休止。約3週間後となる15日に球団施設が解放されるまでの期間は「外でランニングをしたり、家の中でできる体幹トレーニングなどをしていました。リフレッシュ方法は以前から行っているヨガですかね」と工夫しながら調整を続けた。
昨季は1月に大腸がんが判明して手術。この時期は復活するために、過酷なリハビリに励んでいた。「2年続けてこのような期間になるとは思っていなかったですけど。去年と違った形ですし、施設開放してくれている中でめいっぱい野球ができるので、意味ある時間にしたい」と満足に体を動かせる現状に感謝した。
新型コロナウイルスで日々奮闘している医療従事者への思いも話す。「昨年の病気の際もありがたさを痛感して、現在も感染のリスクの中で仕事を全うしてくれていて、プロだなと。みんなのために…。改めて感謝だと思います」とコメントした。
この日は、ランニングやティー打撃、マシン打撃など約3時間、体を動かした。「技術向上とか、こういう期間にレベルアップできるように取り組んでいきたい」と前を向き、開幕へ向けて準備を進めている。
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