阪神・藤浪ら 嗅覚、味覚に異常 新型コロナ3選手の経過と症状
阪神の揚塩健治球団社長(59)が27日、兵庫・西宮市の球団事務所で緊急会見を開いた。藤浪晋太郎投手(25)のほか、新たに伊藤隼太外野手(30)、長坂拳弥捕手(25)が新型コロナウイルスのPCR検査を受診。陽性と診断されたことを発表した。
3人は3月14日に食事会に出席。藤浪が嗅覚異常を訴えた後、伊藤隼、長坂に対して球団がヒアリングを行い、伊藤隼が嗅覚の、長坂が嗅覚と味覚の異常を訴えたためPCR検査を受けた。
球団は濃厚接触者については現在調査を進めている段階。選手、チーム関係者はすでに26日から自宅待機及び経過観察としている。
3選手の経過と症状は次の通り。
▽藤浪
21日 嗅覚異常の自覚症状
22、23日 甲子園で練習
24日 甲子園で練習後、病院を受診
25日 甲子園で練習後、別の病院を受診、PCR検査が必要と診断
26日 大阪府内の病院で受診後、検体採取。PCR検査実施、深夜に陽性判定
27日 大阪府内の病院に入院
▽伊藤隼
22日 嗅覚異常の自覚症状
23~25日 鳴尾浜で練習、試合
26日 球団からのヒアリングを受け、大阪府内の病院を受診、PCR検査など。深夜に陽性反応
27日 大阪府内の病院に入院
▽長坂
18日 発熱症状が有り練習を欠席、風邪と診断
19~23日 自室で療養
24日 鳴尾浜で練習
25日 鳴尾浜で練習、練習後、味覚の異常を訴える
26日 大阪府内の病院を受診。PCR検査実施、深夜に陽性反応
27日 兵庫県内の病院に入院
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