阪神ドラ1西純、2軍戦で1回無安打無失点 NPB球団相手に初登板
「2軍練習試合、オリックス-阪神」(19日、オセアンバファローズスタジアム舞洲)
阪神ドラフト1位・西純矢投手(18)=創志学園=が八回からマウンドへ上がった。待ち焦がれた初のNPB球団相手の登板で光を見せた。1回無安打無失点、1奪三振と上々の投球を披露した。
晴れ渡る空の下、初めてのビジターユニホームに身を包み、背番号15が舞洲のマウンドに歩みを進めた。最初に対峙したのは、2番・根本。2球目には球場計測での最速149キロが出た。2ストライクからの3球目は143キロフォークで空振り三振にきった。3番・岡崎はカウント3-1から中飛、最後の白崎は高校時代からの伝家の宝刀スライダーで三ゴロに打ちとり、三者凡退に抑えた。
13日・関西国際大戦(鳴尾浜)で“プロ初登板”し、1回1安打1失点、1四球だった西純。登板前日には鳴尾浜で「前回で試合の感覚というのは分かってきたので、前回の反省というのを生かして、前より良いピッチングができるように」と意気込んでいた。言葉通り、好投を披露し、表情からも充実感がにじみ出ていた。