右の切り札や!阪神・陽川 バックスクリーンへ逆転3ラン
「オープン戦、オリックス-阪神」(14日、京セラドーム大阪)
阪神の陽川尚将内野手が1点ビハインドで迎えた七回、起死回生の逆転3ランをバックスクリーンにたたき込んだ。2戦連続の殊勲打で、右の切り札として開幕1軍入りを猛アピールしている。
1点差で迎えた七回。2死から近本、上本の連打で一、三塁を作った。ここで五回から一塁の守備に入った陽川に打席が巡った。荒西に対して1-1から3球目。真ん中低めの132キロをフルスイングした。打球は一直線に伸び、バックスクリーンに突き刺さった。
前夜は3打席目の九回1死一、三塁は三塁適時失策となったが、低めのフォークに食らいつき、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。2戦連続の活躍でオープン戦は16打数6安打、打率・375、2本塁打と好調を維持。左打者が多い阪神打線において、井上打撃コーチも「キーマンになる」と、活躍を期待する右の大砲。
期待に応える一発で、存在感を示した。
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