阪神・糸井が復活の2打数2安打 左足手術から198日ぶり実戦 大瀬良から快音
「オープン戦、広島-阪神」(23日、コザしんきんスタジアム)
超人が帰ってきた。昨年8月9日の広島戦(京セラドーム)で左足首を痛め、10月には手術に踏み切った阪神の糸井嘉男外野手(38)が「1番・右翼」で先発出場。198日ぶりとなる実戦復帰を果たした。
相手広島の先発はエース・大瀬良。試合開始直後の第1打席は2球目直球を左方向へ打ち返し、レフト前へのヒット。いきなり復帰打席で出塁を果たした。
第2打席は2死走者なしで迎えた三回。今度はカットボールをたたいてライト線への鋭い当たりを放ち、悠々と二塁へ。復帰戦でいきなり2打数2安打と順調な回復ぶりをアピールした。
「メスまで入れたので。そこが一番、気にしていたから。ここまできたのが、うれしいですね」と話していた糸井。この日はDHでの出場ではなく、右翼の守備にも就いた。完全復活へ。まずは順調すぎるほどのスタートを切った。