育成ドラ1小野寺 支配下まで休みま宣言「人一倍頑張る年に」

 願いをかなえるまでは休んでなんていられない。阪神の育成ドラフト1位・小野寺暖外野手(21)=大商大=が5日、支配下登録を実現するまで無休で鍛錬に励むことを誓った。

 プロ生活1年目となる2020年。小野寺は「支配下を勝ち取るために、人一倍頑張る年にしたいです」と力強く宣言。さらにこう続けた。「自分は支配下になるまで休みなしでやっていこうと思っています」

 夢が実現するまでに何年かかるかも分からない。それでも、あえて無休を公言することで自分にプレッシャーをかけた。幸いなことに体は頑丈だ。「小学校から硬式野球をやってきて今まで肩、肘、足など故障をしたことがないので。親に感謝しないといけないです」とほほ笑む。

 もちろん年末年始も休むことなく、体を動かした。そして大学の野球部在籍時から続けてきた恒例の初詣も欠かさなかった。詣でるのは大阪・箕面の勝尾寺。勝ち運を授かると言われ、かつては将軍や武将が戦の勝利を祈願、今でも騎手や競輪選手、さらに病と闘う人も“勝利”を願ってお参りする寺だ。

 願いはもちろん「支配下という壁に勝ちたい」-。昨年の育成ドラ1・片山は1年目で支配下を勝ち取った。自慢のパンチ力をアピールして、小野寺も続いてみせる。

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