ドラ5藤田の野望 梅野目指す!捕手で1億円プレイヤー 地元への恩返し誓う

 大きな飛球を放って子どもたちをわかせる藤田
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 阪神のドラフト5位・藤田健斗捕手(18)=中京学院大中京=が28日、故郷への恩返しを誓い、大台突破の野望を言葉にした。「梅野さんみたいに捕手で1億円プレーヤーを目指したいです」。原点の地元で大きな未来を描いた。

 広々としたグラウンドを見渡した。野球を始めたスタートの場所。この日は小学生時代に所属した高月スポーツ少年団主催の「阪神入団を祝う会」に出席。「一番の恩返しは活躍すること。もっともっと頑張らないといけないし、日々高みを目指して頑張っていきたい」と声援に奮い立った。

 現在は入寮へ向けて、走り込み中心の体力強化の練習に励む。「1年目は1軍で戦えるだけの体力をつけていきたい」。焦らず、じっくりと。見据える先は1軍の舞台だが、まずは足元からしっかりと固めていく。

 この日は、小中と8年間バッテリーを組んだ浅見悠斗さんと“初対決”。3打席で2安打して意地を見せ、少年団に「スピードガンをプレゼントしたい」と約束した。『気合と根性』。風になびく垂れ幕の言葉を見つめ、言葉を紡いだ。「しんどいときも、挫折だってある。そこで諦めなかった人がプロ野球選手になれます!!」。瞳をキラキラ輝かせる子どもたちへ、夢と希望を届けていく。

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