北條 熱く宿敵G倒!正遊撃手へ「守備率10割」もうエラーしま宣言

 阪神・糸原健斗内野手(27)と北條史也内野手(25)が24日、東京都墨田区の「東武ホテルレバント東京」で開催されたデイリースポーツ主催「2019阪神タイガース激励パーティー」に参加した。

 熱く、燃える-。北條の言葉は、自然と熱を帯びていった。セ界頂点への道しるべとなるのは、宿敵G倒だ。「僕らも伝統あるチーム。巨人戦に燃えないといけないっていうのは、阪神に入団したときから思っています」。プロ7年、貫き通してきた思い。来季こそ、伝統の一戦を制す。

 首位・巨人との間に開いた6ゲーム差には大きな溝があるという。北條は要因の一つとして「長打ですかね」と分析した。打力向上へ、秋季キャンプから、足を上げるタイミングを少し早めるなど、打撃フォームを工夫してきた。だが本拠地・甲子園は簡単に長打を重ねて得点を望めるグラウンドではない。だからこそ守備への自覚が強まる。

 「今年はエラーが多かった。結局はそこをなくしていかないと」

 苦い記憶ばかりだった。「思い出したくないような試合ばっかりですね」と切り出し、「僕が2個エラーして、甲子園で負けたんですよ」。4月19日の巨人戦だ。2試合連続の先発出場で、2打数無安打。打てないだけでなく四回に2失策し、うち一つがタイムリーエラーとなった。自らチャンスを手放し、25日の代打出場までベンチを温めた。

 改めて感じるのは“守り勝つ野球”の大切さだ。今季は自己ワーストタイの12失策。先発出場試合数も47と、ここ4年間で最も少なかった。「守れないと、試合に出られませんし。10割打つのは難しいけど、守備率10割は目指していけることなので」。目標は高く、大きく。守備100%で、正遊撃手を狙う。

 G倒なくして、猛虎の優勝はない。「矢野さんが監督で、僕が活躍して優勝したい」。頂点への物語は、ライバル撃破という強い気持ちから始まっていく。

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