秋山 最多勝利でファーム表彰「来年は1軍で2桁勝利目指す」
「NPB AWARDS 2019」(26日、グランドプリンスホテル新高輪)
ウエスタン・リーグ記録部門表彰に、阪神からは最多勝利投手賞で秋山拓巳投手(28)が選ばれ、最優秀防御率投手賞と勝率第一位投手賞には、来季から阪神でのプレーが決まっている中田賢一投手(37)が2冠を達成した。また台湾のウインターリーグに参加中の馬場皐輔投手(24)は、優秀選手賞に輝いた。
表彰式に出席した2選手の一問一答は、以下の通り。
◇ ◇
【秋山拓巳投手】
-今季はどんな一年だったか。
「なかなかうまくいく時間は少なかったですけど、その中でこういう賞をいただけて、勝利に貢献できたことは満足しています」
-2軍で10勝、1軍では4勝だった。
「1軍でも2桁勝ちたかったんですけど、なかなかチャンスがない中で、しっかり準備した結果がファームで10勝したことにつながると思うので、また頑張っていきたいと思います」
-1軍での2桁は経験(2017年に12勝)している。
「自分自身もう1回、また2桁勝利を望んでいるので、今年2軍で2桁勝利を取れましたけど、来年は1軍での2桁勝利を目指して頑張っていきたいです」
-来季の目標は。
「まだプロ入って10年間、リーグ優勝がないので、まずそのリーグ優勝をするために、2桁処理を目指して、その中心となれるようにもう1回頑張りたいと思います」
【中田賢一投手】
-今年で15年目。
「常にいつ1軍から呼ばれてもいいように、そういう準備をずっとしてきたつもりです」
-その中での受賞。
「プロで15年がたったんですけど、こうやってアワードに来るのは初めて。本当に身が引き締まる思いといいますか、また来季に向けて頑張らなくてはいけないなという思いです」
-ソフトバンクでの6年はどうだったか。
「チーム自体が強いチームで、たくさんのことを学ばせてもらいました。この経験を、来年からお世話になる阪神タイガースさんでも頑張りながら、後輩たちへも伝えていけたらなと思います」
-来季の抱負は。
「まず福岡ソフトバンクホークスの監督、コーチ、裏方さん、選手の皆さんにはまず感謝したいですし、筑後の遠いところまでわざわざ足を運んでくださったファンの皆さんに感謝したいと思います。来季は新天地で迎えますけど、なんとかチームの力になれるように一戦、一戦頑張っていきたいと思います」